Asao Acupuncture

                    不妊鍼灸

1)女性の妊娠力アップへのアプローチ

個人差はありますが、女性の体が持っている本来の妊娠する力、新しい生命を創り出す生命力というものは、 人体の全ての部分と同じく、どうしても加齢に伴い少しずつ減退してしまいます。鍼灸治療による不妊治療で は、体の機能アップを図り、加齢に伴う妊娠する力の減退を遅らせたり、また食事や生活習慣の改善などと合 わせて、妊娠する力を補う事ができると考えられています。

もちろん年齢だけではなく、不妊治療においてはその人それぞれ、整えていかなければならないところは様々 あります。東洋医学において卵巣機能の調節をしていると考えられている五臓の内の「腎」の気を整え、体を 温めて血行を促進し、お血(血液の循環が悪い状態のこと)の状態改善と気血(きけつ/東洋医学における人 体の基本と考えられるもので、血液と、気すなわち体内の生気エネルギーのこと)の流れを整えていきながら 、栄養やホルモンが血液によってしっかりと運ばれる体にしていきます。

当院での治療で、妊娠・出産に至った患者さんの実績にもとずき、おひとりずつカウンセリングでお話をうか がいながら、体が本来持っている妊娠する力というものを最大限引き出し、受精・着床・出産しやすいお身体 に整えていきます。具体的には、ホルモンや自律神経のバランス向上による全身調整、子宮や卵巣の血流改善 等。ご症状にあわせて漢方処方も行っています。

2)男性不妊へのアプローチ

WHOの調査により、不妊症の約半数は男性の問題であると判明しましたが、男性不妊症の約8割が造精機能 障害であり、その半数以上は原因不明で治療法が確立されていません。これらのことより、精液所見(乏精子 症・精子無力症など)を改善させる新たな治療法が求められています。

男性不妊の鍼治療研究に関しては、鍼を併用することで精液所見が改善した研究が多く、なかにはICSIにお いて、精子の正常形態率、高速運動精子率、受精率が改善した研究や、抗精子抗体(自己免疫)による男性の免 疫性不妊も改善したという研究もあります。

東洋医学では、男性の生殖器官として精液の生産と貯存をする精室(睾丸)の機能は、五臓の中の「 腎 」と みなし、鍼灸治療では腎中の精(腎精)を高めること、気(腎気)を整え陰陽のバランスをとることを中心に 治療を行います。

現代は、精子が1個か2個あれば妊娠が可能な時代です。たとえ無精子症と診断されても精子になる前の、  後期精子細胞を使った顕微授精によって、赤ちゃんを授かることも出来る時代なのです。


精液所見は変動的で、ストレスや疲れによる機能低下が十分に起こりえます。当院では、不妊治療に臨むにあ たり、ご夫婦両方の機能を高めるためカップルで治療をされる方も多々あり、功を奏しています。

男性も結果を怖れることなく、積極的に検査を受け、夫婦で不妊の問題解決に、取組んでください。

★事情のわからない高額なアメリカでの不妊治療に関しても、お気軽にご相談下さい。